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社労士試験の直前期に何するかで結果が変わる?試験直前にやっておくべき5項目!
コロナウイルス感染拡大による非常事態宣言も解除される動きの中、2020年社会保険労務士試験の日は刻々と迫ってきてます。昨年までと違い、社会情勢が大きく揺れたことで、受験者にとっても計画が狂うなど学習に影響もあったのではないかと思います。(休業要請や在宅勤務、外出自粛などでかえって学習に専念できた!というかたもいるかもしれませんが・・・)
そこで、ここでは直前期にやっておくべき項目をまとめてみました。試験直前の時期は焦りや不安から空回りしがちです。ですので、少しでも焦り・不安を軽減して気持ちよく試験に臨めるようチェックして実践してみてください。
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社労士試験直前対策!要チェック項目を実践!
試験直前というのは不安になるものです。これまでの学習成果が十分発揮できるのか?また知識は足りてるのか?などなど。
そんな不安な時期ではありますが、慌てずに明確に何をするべきかを分かっていれば充実した総仕上げの時期になりますので、以下ご紹介する5つの項目をぜひチェック・実践してみてください。
やっておくべき項目1「法改正対策」
法改正の試験範囲は、その年の4月までの法改正が出題範囲に含まれます。そのため、法改正の勉強を開始するのは5月から十分間に合います。
過去の傾向としては、法改正初年度は基本事項しか出題されていません。ですので法改正初年度は、対策本に載っているような込み入った内容にとらわれる必要はないといえます。直近の法改正については、基本的な内容を押さえることでよいでしょう。
社労士試験の直前対策として常に必須項目に挙げられる法改正のチェックは、資格学校のおこなう直前対策講座や対策本も有効な対策になります。また、一般販売されている社労士試験テキストなどでもチェックできるので活用しましょう。
やっておくべき項目2「基本・頻出問題の徹底」
社労士試験合格に「満点」は必要ありません。社労士試験対策は7割得点を目指し、出題範囲を広く浅く勉強することが秘訣です。難問や奇問にとらわれて、貴重な勉強時間をロスしたらもったいないのです。
出題範囲に占める基本問題の割合はとても高く、7~8割といわれています。難問・奇問は全体の2~3割しかありません。
つまりは、基本問題・頻出問題を確実に正解することでボーダーラインは越えられることになります。
直前期には、基本問題、頻出論点に立ち返り、基本問題を間違えないレベルに達しているか、いま一度確認しましょう。
やっておくべき項目3「過去問・模試の徹底」
社労士試験の問題は過去問からの「焼き直し」が多い試験と言われています。過去問をしっかりやっておくことで多少の問い方の変化があったとしても対応できます。また、間違った問題も正解できた問題もその内容をしっかり読み込むことで理解度は高まります。
次に本番では限られた時間の中で多くの問題を解いていく必要があります。ですので、時間配分は重要な要素となります。本番で落ち着いて問題を解けるように、過去問や模試を使って疑似的に試験対策をするのも効果的です。
また、繰り返し読み解くなかで採点し、弱いところを洗い出し補完できるように対策しましょう。
やっておくべき項目4「一般常識の白書・統計対策」
一般常識と聞くと易しそうに聞こえますが、ご存知のように社労士試験の一般常識科目は、受験生泣かせといわれています。
(管理者も泣かされたひとりです。。。)労働や雇用、社会保険などに関する国内の動向を、直近で公表された「厚生労働白書」や「労働経済白書」、統計データから問題が出題されます。
両白書とも膨大なページ数であり(厚生労働白書は約500ページ、労働経済白書は約400ページ)、公表時期は9~10月(社労士試験終了後)です。公表時期と次年度用の社労士試験対策テキストの発売と同時期になるので、テキストに載っていない最新白書は自力で読む必要があります。
しかし、一般常識科目の出題傾向としては、試験実施年度の前年度の白書からの出題が多いです。つまり、2020年試験であれば、2019年の厚生労働白書と労働経済白書からの出題になるということです。白書・統計データは、国内の雇用や経済の動向への理解度を求める問題ですので、新聞やニュースで使われる経済用語もチェックしておきましょう。
一般常識には膨大な資料が出題範囲として含まれるため、自力でなんとかするのはおすすめできません。ですので、通信講座の直前対策講座やテキストを活用するのがベターです。
また、白書・統計資料からの出題は、雇用や経済の動向の最新知識を問うものですが、過去問で白書・統計データ関連問題を確認すると、出題傾向の把握や用語の学習に役立ちます。
やっておくべき項目5「数字関係問題の対策」
数字関係も、問題量が多いです。実際に、令和元年の社労士試験・選択式問題では、40問中22問が数字関係の問題でした。細かな数字の記憶は直前期がふさわしく、要件の確認についてもそうです。
数字に関してはもう暗記するしかありません。横断的に比較して覚える、ゴロ合わせで覚えるなど、何とか工夫して覚え込んでください。この作業はやはり、直前期におこなうのが適切だと言えます。
社労士試験直前対策をさらに効果的にする方法!
直前期にやっておくべきことは分かりました。では、その総仕上げをより効果的に行えるようにするための押えるポイントを紹介しておきます。
①これまで通りのことをする
前述で紹介している「やっておくべし」ことに付随しますが、あれこれ不安になって新たにテキストや問題集を購入して力試しなんてことはしないことです。
社労士試験問題は基本問題・頻出問題が7割を占めています。基本問題をしっかり解ければ合格するにも関わらず、その合格率は6%前後ということは、いかに基本問題を正確に解くのが難しいかということです。
つまり、基本問題を完璧にこなせるようにするには、徹底的にこれまで使ってきたテキストや問題集をやるほうが効率がよいということです。新しいものでプラスアルファを狙うよりも、徹底的に不安要素をつぶすことが効果的です。
②自分の弱点を洗いだす
試験の範囲は広範囲ですので、すべてをカバーするのは効率的ではありません。基本問題・頻出問題の中で、自分の苦手なところをしっかりと把握して対処することで得点アップが目指せます。
何となく理解できている、何となく正解できているではなく可能な限り苦手・弱点を補完するよう心がけましょう。
③本番をイメージした学習
最後になりますが、実際の試験では限られた時間の中で初見の試験問題を解いていくことになります。実際、受験して思ったことは思ったより時間がない!ということでした。
ですので、時間を意識した学習をしておくと効果的です。本番さながらのイメージでできれば尚よしですが1問解くのに何分以内とか、科目単独ではなく組み合わせて解いてみるとか。
実際の問題については、当日までわかりませんが時間感覚などは意識して鍛えることはできます。本番で十分に実力を発揮できるように鍛錬するのもよいでしょう。
最後に本サイト内でも直前対策講座のご紹介をしていますので、そちらもチェックしてみてください。
直前対策をチェック!